独立してフリーランスになったエンジニアは、自分でスケジュール管理や体調管理をする必要がある。そのため、高い自己管理能力が重要となってくるだろう。フリーランスは自分でスケジュール管理しなければ、ダラダラと仕事を続けてしまい結果的に公私の区別がつかなくなる可能性があるのだ。

体調管理を疎かにして仕事を行っていると、当然のことながら身体を壊すだろう。会社員なら体調不良で休むと、ほかの社員が代わりに仕事をしてくれるが、フリーランスとなるとそうはいかない。何があろうと、納期までに請け負った仕事を終わらせる必要がある。身体を壊して働けなくなっても誰も変わってくれず、収入がなくなってしまう。

万全な状態を継続するためのスケジュール管理にはデジタルがおすすめで、カレンダー機能を活用すると良い。マンスリー表示にすると予定の一部が見えなくなることもあるので、ウィークリーもしくはデイリー表示にしよう。大方の作業時間を決めて、スケジュールに書き込んでいく。

例えば朝10時から13時は作業、クライアントとの打ちあわせやミーティングは午後からといったように、自分のライフスタイルや体力などに合わせて予定を組む。1日の仕事の終了時間を決めたら、それ以降の時間はパソコンを開かないのが鉄則だ。

労働時間も自由で半日週6日で働いたり、8時間週3日で働いたりすることできる。自由にスケジュールが組めるのが、フリーランスの魅力だ。健康面を考えると、徹夜や深夜の作業は避けよう。深夜の作業は効率が悪くなるうえ、メンタルのバランスを崩しやすくなる。できるだけ朝は決まった時間に起き、3食しっかり食べよう。